ベイトのベアリング交換って効果あるの?

ダイワ SS air

皆さんは、リールに「ドレスアップパーツ」を施したり、「ベアリング交換」をしたりしていますか?

自分は、ドレスアップもベアリング交換も両方しています。

ドレスアップは、愛着が湧き、釣りのモチベーションも上がりリールを大切にしようとする決意にもなります。

しかし、ベアリング交換は外見ではなく、ベイトキャスティングで重要な“アキュラシー”、“キャスタビリティ”に影響してきます。

そのため、ベアリング交換に関しては、意見もさまざまで、「ノーマルが一番」と言う意見も多いと思います。

なので、ここからは、自身の主観で意見を伸べさせてもらいます。

まず、結論から述べさせていただきます。

ベアリング交換の効果はあります!

ですが、効果を体感できるかどうかはその人の釣りのスタイルで変わってくると思います。

ss air 8.2 steez 6.3sv

自分は釣行時にダイワの「SS AIR8.1」と「STEEZ SV 6.3」の2つをメインに使用しています。

まず、自身の河川釣行で必要不可欠なベイトフィネス機「SS AIR8.1」で解説していきます。

このリールは、本来はスピニングでしかキャストできない超軽量ルアーをキャストできることに利点があります。

そして、ダイワさんのサイト解説には、「特筆すべきは、1円玉クラスまでキャストできるフィネス性能」 とありますが。。。 ムリ

はい、ムリです。。。(ノーマルでは)

ちなみに、一円玉の重量は1gです。

純正ベアリングで、ストレスなくキャストできるのは2.5gまででした。。。

そこで、ベアリング交換をしてカスタムを施します

ダイワ SS air ベアリング交換1

現在、SS AIRには、HEDGEHOG STUDIOの「AIR BFS」が入っています。

ちなみに、今まで「SAWAMURA」⇒「YTフュージョン」⇒「HEDGEHOG STUDIO」と、交換してきました。

さて、肝心な“効果”です。

まず、SAWAMURAとYTフュージョンのベアリングはノーマルのハウジングを使用するためか、残念ながら明らかに体感できる変化はありませんでした。。。

残念

特にSAWAMURAのベアリングに関しては、ハズレだったのかもしれませんが、回転精度も悪く、シャーシャーとうるさいだけでしたね。。。

そこで、ヘッジホッグの「AIR BFS」です。

ダイワ SS air ベアリング交換2

ヘッジホッグのAIR BFSは、ハウジングベアリングの両方を交換するタイプになります。

そして、交換して最初に感じたことは、「軽い力でルアーが飛ぶ」です!

何よりも、ピッチングが低弾道で飛んでいきます。

さらには、1.5gまでいけます!

ゲーリーの「レッグワーム2.5(1.7g)」をノーシンカーでストレスなくキャストできるレベルです。

また、多少、シビアになりますが、1gでもいけますよ!

さすがに、1g以下はムリなので、素直にスピニングを使うようにしています(笑)

ダイワ スティーズ SV6.3

また、重量物を扱う上でダイワの「STEEZ SV6.3」を使用しています。

STEEZ SV6.3には、YTフュージョンの「HYPER BB HD PLUS」を入れています。

以前は「ZPI」のベアリングを入れており、満足していましたが、「YTフュージョン」のベアリングの評判の良さを耳にし、使用してみたところ。。。

すごいです!

ある意味、別物のリールに化けます!

普通、一般的なベイトリールを扱う上で、重量物は何ら問題ありませんが、7g以下になるとアキュラシー(キャスト精度)や、キャスタビリティ(飛距離)が落ちて、扱いづらくなり、スピニングやベイトフィネスに頼ることになります。

実際、STEEZ SV6.3でも7g以下はストレスになるので、ベイトフィネスで対応していました。

ところが、HYPER BB HD PLUSに交換したところ!?

4.5gまで、ストレスなくキャストできます!

実際に体感したときは、「スゲー!」の一言でした。

このように、自身の使用では、純正とはあきらかに違う“キャストフィール”を体感できています。

タックル メンテナンス

現在使用しているリールに多少なりとも、不満がある場合、リールを買い換える前に、ベアリング交換をすることで改善させるかもしれませんよ。

まとめ

冒頭でも述べましたが、効果を体感できるかどうかは、その人の「釣りのスタイル」によって変わると思います。

特にカスタムベアリングはオープンタイプが主流なため、頻繁にメンテナンスしなければなりません。

タックル メンテナンス  

自身も、釣行後は、毎回タックルをバラして、ベアリングなどにオイルを差し、メンテナンスは欠かしません。

その反面、タックルを車に乗せたままにしたり、余りメンテナンスをしない方には、ベアリング交換はおすすめしません。

オイル切れや、ベアリングにゴミなどが混入し、純正よりも回転精度が落ちてしまうことになりかねません。

余りメンテナンスしない方は、ベアリング交換をする場合でも、シールドタイプのベアリングまたは、純正が一番だと思います。

また、リールのメーカーや機種によってベアリングの効果は変わると思います。

今回、自身が使用する「SS AIR8.1」と、「STEEZ SV6.3」にヘッジホッグとYTフュージョンのベアリングがマッチングしたと言う事で、他のリールにおいては定かではありませんので、その辺をご理解ください。

皆さんのリールカスタマイズのご参考になれば幸いです。