私が在住する埼玉県には、数多くの野池があり昔は数多くのアングラーでごった返していました。
ですが・・・
近年は、“釣り禁止”の場所が多くなってしまい、バス釣りも簡単にはできなくなってしまいました。以前、釣りができた場所も年々、釣り禁止の看板が立てられていき、現在に至っては大部分が釣禁となっています。
釣禁となった原因は、私たちアングラーです。。。
迷惑駐車、ゴミのポイ捨てなど、マナーの悪さが原因です。
釣禁となってしまったら、二度と立ち入ることができません。
数少ないフィールドで末永くバス釣りを楽しめるよう、私たち一人一人がマナーを守り、楽しいフィッシングライフを送っていきましょう!
「アングラーの皆さま、こんにちは!2020年もよろしくお願いいたします。」
さて、暦の上では“大寒”期間で、1年で寒さが最も厳しい時期ですね、、、
しかし、今年も、“温暖化の影響”でしょうか...寒い日、暖かい日と、気候が目まぐるしく変化し、今年も自然災害が多いような気がしてきました。。。
そして、1月28日から29日の明け方にかけて、真冬としては異例の大雨、、、29日の正午ごろに河川の様子を見に行ったときは台風後のような茶色い水がゴーゴーと流れていました。
例年ですと今時期の河川は、水位も少なく、深々とした空気が漂っているのですがね、、、
そして、本日1月30日、釣行決行!
1月の大雨は前例がないので、いざ、挑戦あるのみ!
「吉と出るか凶と出るか...バスのみぞ知る!」
ちなみに、自身の1月釣行は、今回を含めて6回目になります。
1月20日の釣行でヒットしたのですが、ランディング中にバラしてしまったんです、、、他はノーバイトでした、、、orz
「では、釣行スタート!」
釣行開始時刻は、午前10時30分ごろです。
今回は、なるべく水流の弱い場所に目途をつけて来たのですが、どの場所もまだ流れが強いですね、、、
そして、何よりもこの“雑巾汁”みたいな濁り、、、
「ヤバい、、、」
自身の冬期釣行では毎回サイトで「コイを探せ、コイを見つけろ!」と、アホみたいに連呼してますよね、、、(汗)
大雨で濁流になった後なので、魚も移動しているものと考えられます、、、
“ハイシーズン”であれば、水流や濁りが強くても大して問題ありませんが、まだ、1月ですからねぇ、、、
まぁ、厳しそうですが、来たからには試行錯誤を繰り返し、結果を出したいと思います!
さて、気になる水温ですが、現時点で水温8.6度!
う~ん、自分が思っていたよりも、低いですね、、、水温10度台を期待してたのですが、、、
ただ、河川は上流、下流など場所を多少移動しただけでも、水温が変動するので、水温だけで当日の魚のコンディションを判断せず、参考程度に留めておく方が賢明だと思います。
まず、リグですがこのエリアは、スタック率が非常い高いため「デプス デスアダー3」ネコリグをチョイスします!
そして、狙うポイントですが、当然、濁りでボトムがまるっきり見えません、、、過去のイメージで撃っていきます。
「たしかこの辺に岩があったかな...?」
しかし、ボトムを頭でイメージしアクションしようにも、水中の水流がかなり強くうねっているため“ステイ”させることができません、、、
真冬の釣行でボトムステイができないなんて、致命的です、、、
軽くバンプさせただけでも、相当流されてしまいますし、かと言ってリグの比重を上げると速攻でスタックするでしょう、、、
「冬にこの状況、厳しすぎです、、、」
対照的に夏期にこのような状況になればバスの活性も高まり絶好のチャンスですよ♪
「現在1月30日、、、打つ手なし、、、」
「バイバイキーン!」
バスの声が聞こえてくるような感じがします。。。
とりあえず、このエリアでは突破口が見いだせないので移動します。。。
「春よ~こい♪早~くこい♪」
しかし、ここへきて鼻歌交じりに川岸を歩いていると、思わぬ“ヒント”がっ!
上記画像の赤点線で示す浅瀬に足を入れたときに岩下から10匹ぐらいのベイトが逃げていったんです。
これには、「おぉ!!」ってビックリしました!
自身の真冬釣行でこのような光景は前例がありませんし、例年の真冬であればベイトは外敵を避けて水深のあるボトムの岩や、沈んだ枯れ葉の中に身を潜めて冬越えしているものと考えています。
しかも、真冬の日中にベイトが浅瀬に入れば間違いなく“サギ”などに捕食されるリスクが高くなるはずです。
ここからは、「自身の憶測」です。
おそらく「先日の大雨による強水流を嫌って浅瀬に退避しているのでは、、、?」
春なら普通に浅瀬に上がってきますが、まだ真冬、、、魚の代謝も当然まだ落ちているでしょう、、、そこに先日の大雨による増水、、、
まだ、水流の強い中で身を潜めるにはエネルギーの消費量が多く、キツいのではないでしょうか、、、
エネルギーを温存するため外敵に捕食されるリスクがあっても水流の弱い浅瀬に移動しているのかもしれません。
ただ、ベイトがそうであっても、バスはどうか分かりませんよね。。。
「一か八かの賭けですが、狙ってみましょう!」
そんな訳で、先ほどまでは、いつも通り多少水深のある河川中央よりのボトムを狙っていましたが、ここからは川岸オンリーで撃っていきます!
しかし、根気よく撃ち続けても、そう簡単にはいきませんよね、、、
ただ、幸い暖冬のため例年の冬に比べれば、バスもそれなりに活動しています。
1月20日の釣行でもランディング中にバラしましたが、ヒットしているので、諦めずに粘ればチャンスはあります!
そして、現時点までデス3のネコリグで粘ってきましたが、このままでは埒が明きません、、、
そこで、リグのサイズを上げてインパクトを出したいと思います!
リグを「デプス デスアダー4」フリーリグにチェンジ!
まぁ、普通、反応がなければサイズダウンするのがセオリーなのかもしれませんが、自分は昨秋ぐらいからフィネスで反応がないときは、サイズアップしたり同サイズでもボリュームを出すようにしています。
その方が、思わぬバイトが多々あるんです!
そして、デス4のカラーは、水中でシルエットを明確にするためブラック、シンカーは5グラムです。
ちなみにシンカーですが、自分は当河川では、水流が強い日でも5グラム以上のシンカーを使用しません。
5グラム以上のシンカーを使用するとスタック率が格段に上がるため、どんなに流れが強くても5グラムを上限にしています。
スタックしてしまっては、元も子もないので、、、
その後、根気よく岸際を撃ち続け、上記画像の赤矢印の箇所をリグの回収間際に通したとき、、、
「コッ、」
と、石に掠ったような感触が、、、一応、フッキングするものの手ごたえなし、、、
「う~~ん、あそこに障害物ないしなぁ、、、」
不思議に思い、もう一度同じコースを通してみると、、、?
「コッ、コッ、」
バーーーイト!!
ロッドティップに伝わる重量感!
「もう、最高です!」
2020年
ファースト川スモール!45㎝!
「川スモール様、今年も何卒よろしくお願いいたします、、、」
冬は、バイトした時間も重要なので、お知らせしておきます!
バイトタイムは、午後12時31分!
釣行開始から約2時間ですね、今時期にしては最速かもしれません♪そして、何よりも狙い通り、バスも水流を避けて岸際の浅場へ移動していました!
時間もまだ十分あります。この調子でもう1本狙ってみましょう♪
続いての場所は、昨年の年末に釣果が上がったエリアですね!
ただ、このエリアも本日は流れが強く、ヒップウェーダーを履いていてもギリギリで、足も踏ん張っていないと持っていかれそうになります、、、(汗)
「アングラーの皆さんも流れの強い日の釣行は、気を付けてください。」
そして、リグもさらにボリュームアップ!「自作ラバジ×ケイテック フレックスチャンク」にチェンジ!
カラーは、ラバジがオールブラック、フレックスチャンクがブラウンパープルです。
狙うポイントは赤点線の岸に当たるぐらいのギリギリを狙います!
ちなみに、大雨前までは、白点線のボトムをメインに撃っていました。
しかし、今回は確実に岸際についていると思われます!
ただ、岸際タイトにキャストしたとしても、アクションを入れるとどうしても岸から徐々に離れて、水流に乗って行ってしまいますよね、、、
なので、岸際にキャストしたら派手なアクションは入れず、ラインスラッグを叩いてラバジのスカートやトレーラーを揺らすぐらいがベストです!
リグが岸から離れて流されだしたら速攻で回収して撃ちなおすといった感じです。
そして、岸際を撃ち続けていると、、、
バイト!
しかし、フッキング決まらず、、、結構、明確なバイトでしたが、残念。。。
その後、しばらく「ラバジ×フレックスチャンク」で撃ち続けるものの、ノーバイト。。。
ここで、最近試したかったワームがあるので試してみたいと思います♪
試したかったワームは、「デプス デスアダーホッグ3」です!
なぜかと言うと、「デスアダー3(スカッパノン)」って、今現在何処のショップも扱っておらず、入荷予定もない状況なんですよね、、、
デス3のストックも減ってきたため、どうしたものかと考えていたところ、「デスアダーホッグ3」で代用できると思ったんです。
そんな訳で、取り合えずデスアダーホッグ3を1パックだけ購入して今回は、デス3にイミテイトさせるため爪をカットしてみました。
「どうでしょうか?」
ボディシェイプは、ほぼ同じで、デス3にテールが1本増えて、足が4本生えた感じですね。場合によっては、足もカットしてしまってもいいかもしれませんね。
「結構、使えそうな感じしませんか?!」
ちなみにデスアダーホッグ3は、ヘッド部分に“くびれ”が入っています。本来は、爪の比重でクネクネ可動するようになってるんですね。
今回は、爪をカットしたデスアダーホッグ3をスモラバのトレーラーにして、実釣テストしてみたいと思います!
では、「自作スモラバ×デプス デスアダーホッグ3(クローカット)&フリーリグ」でトライしてみましょう!(フリーリグシンカー 5g)
そして、スモラバにチェンジして早々に、、、!
バイト!
しかし、又してもフッキングきまらず、、、orz
ただ、先ほどのラバジもそうでしたが、バイトが結構ハッキリしています。
動画でも確認できますが、(17:42)
ロッドティップが「チョンッ!」って動いているのが確認できると思います!
基本的に真冬のバイトは「モソ~」っと重くなる感じで「ゴミ拾ったかな?」ぐらいの感じなので、このような明確なバイトは珍しいです。
根気よく粘りましょう!
その後、1時間ぐらいキャストし続けたでしょうか、、、
ヒーット!!
三度目の正直!フッキング決まりました!
35㎝ぐらいですかね。
「キミ、優しいねぇ、、、おっさんアングラーのために、、、」
バイトタイムは、午後12時31分!
「フゥ~、、、( ´Д`)=3 」
このエリアでは、実績があるのでかなり粘りました。。。
しかし、今年のファーストフィッシュを思いのほか早く上げることができました♪昨年は、3月6日に上げているので、本当にビックリです!
ただ、“温暖化の影響”でしょうね、、、過去に、1月に大雨が降るなんてことまず、ありませんでしたからねぇ、、、
素晴らしい自然の中でバス釣りができることに感謝しつつ、大きな自然災害が起こらないことを切に願うばかりです。。。
「それでは、また次回、バイバイキーン♪」
【まとめ】
今回の釣行は、真冬の大雨が「吉」とでましたね!
しかも、今まで経験したことのない釣行ができたので、非常に勉強になりました!
「最後に、ちょっとした余談ですが、、、」
アングラーの皆さんは、ワームに臭いをつけたりする「フォーミュラー」って使ってますか?
各メーカーからいろんな物が出回っていて、冬の低活性時に有効とされてますが、、、
しかし、自分はそういった“ケミカル品”は、一切使用しません、、、と言うか、現在は信用すらしてません!
昔、ワームパックに入れる“粉”みたいのを使用したことがありますが、、、
サイトでバスに、
「ほ~れ、食べろ、美味しいよ~♪」と、、、
「ガン無視。。。」
釣行後、9割以上残った状態で、ゴミ箱にブチこんでやりましたよ!
また、漬け込むタイプもありますよね、、、しかし、バッグや車の中まで臭くしてやるなら、、、
「もう、エサのほうがいいのでは、、、」
ちなみに、自分のワームメンテナンス方法は、「シリコンスプレー」吹っ掛けるだけです!
自分は、釣行後、毎回ラインのメンテナンスでティッシュにシリコンスプレーを吹きかけて拭いているのですが、そのついでにワームパックの中に少量吹きかけています。
スプレーすることで、ワームに自然な艶が出て、劣化防止にもなります。
シリコンなので臭いもなく、手もベタつきません。
また、釣り以外の用途でも使えますし、何よりも低コストです!
「自分としては、非常におすすめです!」
フォーミュラーなどのケミカル品に興味がない方は、試してみてください♪
・ロッド
・メジャークラフト MS-X MXC-65ML
・リール
・ダイワ SV ライト リミテッド 6.3L-TN
・ライン
・ナイロン:TORAY バウオ スーパーハードポリアミドプラス 10lb
・ロッド
・メジャークラフト MS-X Limited MLC-65UL/BF
・リール
・ダイワ SS AIR 8.1L
・ライン
・ナイロン:TORAY バウオ スーパーハードポリアミドプラス 8lb
・デプス デスアダー4
・カラー:ブラック
・リグ:フリーリグ
・フック:グラン フッキングマスター バーサタイルフィネス #2/0
・シンカー:デコイ シンカー タイプスティック DS-6 (5g)
・自作スモラバ×フリーリグ
・ジグヘッド:FINA ブラッシュイージー 1/13oz #1
・ラバースカート:ジークラック 山型オリジナルシリコンスカート スカッパノン
・トレーラー:デプス デスアダーホッグ3(クローカット) スカッパノン
・フリーリグシンカー:デコイ シンカー タイプスティック DS-6 (5g)
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