私が在住する埼玉県には、数多くの野池があり昔は数多くのアングラーでごった返していました。
ですが・・・
近年は、“釣り禁止”の場所が多くなってしまい、バス釣りも簡単にはできなくなってしまいました。以前、釣りができた場所も年々、釣り禁止の看板が立てられていき、現在に至っては大部分が釣禁となっています。
釣禁となった原因は、私たちアングラーです。。。
迷惑駐車、ゴミのポイ捨てなど、マナーの悪さが原因です。
釣禁となってしまったら、二度と立ち入ることができません。
数少ないフィールドで末永くバス釣りを楽しめるよう、私たち一人一人がマナーを守り、楽しいフィッシングライフを送っていきましょう!
「アングラーの皆さま、こんにちは!」
2019年もあと数日で終わりですね...今年は災害の多い年でした。
記憶に新しい台風19号...全国各地に甚大な被害をもたらし、今なお多くの被災者が不自由な暮らしを続けている地域もあり、普及・復興へ向けて皆さん頑張っています!
そして、本日27日、台風被害に伴い休業していた「ピオニウォーク東松山 」も一部モールがやっと営業再開できるようになりました♪
「年末年始も営業するそうですよ♪」
お正月ご家族で遊びに行ってみてはいかがでしょうか♪
街に活気が戻ると、自然と自分も元気パワーがみなぎってきます!
というわけで、冬もパワー全開!川スモール行きますか!
まず、本日釣行した動機について少し説明しておきます。
夜から朝方まで雨が降っていたからです。
ただ普通に冷たい雨が降ればフィールドコンディションは最悪と考えるのがベターなのでしょう。。。
しかし、当日は、冷え込みが緩んだところに雨が降りました!
なので、“一縷の望み”にかけるといった感じです。
例えば、
冬期は、日中晴れて地表が暖められても夜になると“放射冷却”で地表の熱が宇宙空間へ放出され地表温度が一気に下がり冷え込みが厳しくなります。
しかし、曇りや雨の日は、雲が宇宙空間へ放出される熱をガードして地表へ戻すため、天気が悪くても冷え込みが緩みます。
そのため、冷え込みが緩んだところで雨が降れば水温の上昇も早く、幾分期待できるかな?
といった思惑です、、、
ちなみに、魚にとって水温1度の上昇は、人間では気温3度の上昇に相当するそうですよ。
ただ、冬なので厳しいことに変わりないですね。。。
では、釣行スタート!
釣行開始時刻は、午前10時30分ごろです。
雨が止んで晴れたのはいいですが、、、
あら、ビックリ!!
テンションも一瞬で吹き飛ぶ爆風が吹き荒れています!
前日の天気予報で認識はしていましたが、ここまでとは、、、orz
しかし、
「今年最後の釣行、気合入れて頑張ります!」
さてと、水温は?!
水温6.2度...思いのほか低いです...7度台を期待してたんだけどなぁ...まぁ、この強風じゃね、、、
ただ、最近のデコ釣行では、水温5度台が続いていたので、1度上がっただけでもマシかな♪
そして、リグは今回はじめて試す、「自作スモラバ×デプス デスアダー3&フリーリグ」です!
ちなみに“フリーリグ”とは、ジカリグで使用しているシンカーのスイベルにラインを通してフリーの状態にすることです。
スモラバとフリーリグ?
「はぁ、、、?」
と思うアングラーの方もいることでしょう、、、
自分は、オフシーズンになると、冬の攻略に向けて自宅の洗面所に水を溜めて様々なルアーやリグのテストをしています(笑)
「ある意味ビョーキですよね・・・」
そもそも、ハイシーズンであればそんなことしなくてもバスの活性も高いためいろんなルアーにバイトしてきますが、冬は殆どの生物が活動停止してますからね。。。
そんな状況下でいかにバスに違和感なく、捕食ターゲットとしてマークさせるかがクソ難しいんです!
そこで、スモラバなんですが、スモラバは冬でも定評がありますが、冬河川での使用となるとかなりやっかいなんです。。。
まず、1グラム前後のスモラバにデス3をトレーラーに付けても、水中ではノーシンカーなみにフワフワと漂います。
特に本日のような強風!ただでさえ水流で流され着底するタイミングを考えてキャストしなくてはならないのに、強風がプラスされるとラインが風になびいてお話になりません。。。
そこで、フリーリグと組み合わることで、スモラバで“点の釣り”が可能になります。
ただ、注意したいのがスタックです。シンカーを着けることでスタック率が格段に高くなります。
特に、河川のボトムは大小の石が無数に点在し、“線の釣り”をしてしまうと、速攻でスタック・ロストする羽目になります。
なので、河川で重量のあるシンカーやスタックしやすいリグを使用する場合、通いなれてるポイント以外、ズル引きなどは避けたほうがいいと思います。
冬の厳しい状況下で粘ってキャストし続けてもスタックしてしまっては、元も子もありませんよね。。。
ちなみに、スモラバでボトムを広範囲にサーチするなら“キャロライナリグ”と組み合わせるのもいいかもしれませんね♪
前置きが長くなってしまいましたね、実釣に入りましょう!
さて、このポイント、昨年の冬はコイの魚影が濃くバスにもいいストラクチャーになっていたのですが、台風19号の濁流でボトムに砂が積もってしまい、半分ほど埋まってしまってます。
残念、、、
しばらく粘ってみましたが、コイの魚影も確認できず、何より寒すぎて自身のモチベが維持できません。。。
「太陽よ、オラにパワーを!」
はい、パワー0、、、バイト0、、、
各所で「デプス デスアダー3」ネコリグを投入してみるものの、ノーバイト、、、
冬のランガンコースは、基本的にシーズン中に釣果があったポイントを狙っていきます。
この時期、明らかにいないだろう...的なポイントでも春に向けて何かしらの変化が感じ取れるかもしれないので、定期的にチェックしていきます。
「ふぅ~、、、」
釣行開始から3時間ほどランガンしてきました。
もちろん、ノーバイトですけどね、、、
ただ、前回の釣行記でも述べていますが、ガチで粘るポイントは、サイトでコイの魚影が確認んできるポイントです!
本日もコイの魚影が確認できます!
コイが確認できれば、モチベーションもそこそこ維持できるので、後は、バスを釣りたいという気持ちしだいですね♪
「必ずバスがいる!」
鼻水垂れて、寒さで手の感覚がなくなってきても、キャストし続けます、、、
狙うストラクチャーに対して、同じ方向ばかりキャストするのではなく、上流側、下流側など、立ち位置を変えたりして、自身が考え付くこと全て挑戦してください。
しかし、時刻は午後3時近く、、、
「今回もダメかな・・・」
「いやっ、いかん、いかん!今年最後の釣行!このままじゃ終われねぇ、、、」
ここで、リグを「自作スモラバ×デプス デスアダー3&フリーリグ」に絞ります!
スモラバ×フリーリグは、即戦力になる確信があったので、バイトすることを信じてキャストし続けます!
そして、、、しばらくキャストし続けると、、、
リグがモソ~~っと重くなる感触が、、、
「あれっ?枝か何か拾ったのかなぁ、、、?」
「さっき通したときは、拾わなかったんだけどなぁ、、、」
「あれ?何か違う、、、」
動きだした!!
「え?なに?コイ?ナマズ?」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
スモール! バ━━━━イト!!
まぐれでも何でも、本当に嬉しいです!
2019年、川スモール!最高の締めくくりです!
「ありがとう!バス♪」
そして、ブログを見てくれてるアングラーの皆さん、本当にありがとうございます!
2020年もよろしくお願いいたします。
「では、また次回、良いお年を~♪」
【まとめ】
今回も過酷な試練に挑み、なんとかミッションコンプリートすることができました!
ただ、、、普通に考えれば、、、
「釣れないんだから、無理して釣行する必要ないじゃんょ、、、」
と、大半のアングラーが思っていることでしょう。
確かにそうかもしれません、、、
ただ、「釣れればいい...」と「釣り上げる!」は、別次元です!
「釣れればいい...」は、遊びのバス釣りです...シーズンが来てから釣行すればいいだけです。
「釣り上げる!」は、何としても釣り上げるという強い気持ちで、目標を達成させるという信念です!
勉強や仕事でも目標と信念も持たなければ向上しないと思います。
自分にとってバス釣りは、遊びではありません!
「人生の一部です!」
小さいころからバス釣りをはじめ、今に至りまが、“自身の忍耐力”そして“バスアングラー”としてスキルアップを望むのであれば、冬が一番です!
まぐれでも何でも、冬に1本の釣果を上げることができれば、ハイシーズンに数十匹の釣果を上げるよりもはるかにレベルアップします!
そして、ハイシーズンであってもタフコンディションは、幾度とあります。
冬のバス釣りを経験したアングラーであればハイシーズンのタフコンなんてへでもないでしょう(笑)
これから、1月、2月、寒さが最も厳しい“厳冬期”ですね、、、
何か、ワクワクしてきました♪
・自作スモラバ×フリーリグ
・ジグヘッド:FINA ブラッシュイージー 1/20oz #1
・ラバースカート:がまかつ シリコンスカート ラウンド 0.6mm ブラウン
・トレーラー:デプス デスアダー3 スカッパノン
・フリーリグ:デコイ シンカー タイプスティック DS-6 (2.5g)
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