私が在住する埼玉県には、数多くの野池があり昔は数多くのアングラーでごった返していました。
ですが・・・
近年は、“釣り禁止”の場所が多くなってしまい、バス釣りも簡単にはできなくなってしまいました。以前、釣りができた場所も年々、釣り禁止の看板が立てられていき、現在に至っては大部分が釣禁となっています。
釣禁となった原因は、私たちアングラーです。。。
迷惑駐車、ゴミのポイ捨てなど、マナーの悪さが原因です。
釣禁となってしまったら、二度と立ち入ることができません。
数少ないフィールドで末永くバス釣りを楽しめるよう、私たち一人一人がマナーを守り、楽しいフィッシングライフを送っていきましょう!
「アングラーの皆さま、こんにちは!」
師走 を迎え、何かと気忙しい毎日ですが、アングラーの皆様はいかがお過ごしでしょうか。
12月に入り、寒さも本格的になり河川を歩いてもサイトでバスを確認することもできなくなり、ついにきたかという感じですね。。。
ただ、自分にとっては、挑戦のシーズンでもあります!ある意味ハイシーズンよりも“アングラー魂”に火がつくシーズンと言っても過言ではないです!
冬河川を釣行したアングラーの方であれば、誰しも不思議に思うことがありますよね。。。
「バスはいずこへ、、、?」
冬河川最大の謎ですよね・・・自分も毎冬この謎を解明したくて釣行しつづけているのですが、未だ明確な答えはでません・・・。
っていうか、個人で解明できるほど簡単なものではありませんけどね、、、(汗)
そもそも、川魚の超冬生態は、未だ謎に包まれていて、多くの研究者が関心を持っている事柄なんですね。
ちなみに、自身のブログでも、越冬生態について私見として過去に述べているので「真冬の河川 現状報告! 」ご参考になれば幸いです。
ただ、解明は難しくても想像はかんたんです、、、想像してみてください♪
「アングラーの誰もが諦める冬河川...そんな中で勝ち取った1本を!」
そんな想像を現実の物にすべく、今冬も挑戦しつづけます!
また、今回は、冬河川の厳しい状況下での釣行ということで、闇雲に時間だけが経過してしまう動画になってしまうため、割愛させていただきます、、、 (_ _)
12月3日 やって参りました!難攻不落の冬河川!
開始時刻は、午前11時30分ごろですね、12月に入ると河川も一変し、研ぎ澄まされた空気が漂っています、、、
また、冬河川は、水温の低下に伴いプランクトンの生息が少なくなるため、水質の透明度が非常に高くなります。
そのため、ボトムの魚から丸見えでアングラーにとっては厳しい状況がつづきます。
なので、冬でも雨が降って多少の濁りが入るだけで、状況はプラスに転じるんです。
また、低水温で代謝の落ちたバスやベイトは、サギなどの外敵から身を守るため活動する時間帯を日中から夜間にシフトすると言われているんですね。
そんな厳しい状況がこの先、1月、2月と続きます。。。
そんな状況を打破しようと、鼻息を荒立てているのが自分なんです!
さて、まずは水温を計測してみましょう。
水温7.8度
釣果を出したことがない未知なる領域です。。。
さて、どういった感じでアプローチしましょうか、、、
当然、冬釣行に関しては結果がでてないため、どんなリグが有効なのか全く分かりません...orz
なので、釣れる釣れないは別として、自身の釣行で実績の高いルアーを使い続けることが一番いいと思います!
自分は、「デプス デスアダー3」ネコリグをチョイスします!
まず、狙う箇所ですが、基本的にシーズン中と変わりありません。
岩陰です!
そこで、まずは、画像の赤矢印で示す陸の岩を見てください。
至る箇所に隙間があるのが確認できますね、水中もこのようになっており、こういった岩陰の奥にバスが入り込んでいると思われます。
また、毎冬釣行しつづけて分かってきたのですが、一見、このような浅場では魚影が確認できないため、魚はいない物だと判断してしまいますよね、、、
しかし、真冬でもこういった浅場でもバスが潜めるストラクチャーがあれば、深場や下流に下りず、その場に留まっているのではないかと考えています。(あくまで私見です)
ただ、バスがいたとしてもバイトするわけではありませんよね、、、
ハイシーズンであれば、サイトもでき、岩陰の手前にリグを着低させアクションさせるだけでバス自ら岩陰から出てきてバイトしてくれましたが、オフになると全く通用しません。。。
冬は、岩陰の奥の奥に入れることができてやっとバイトにこぎつけられる感じなんです、、、
しかも、バイトがあってもフッキングが決まる確率も相当低いですし、、、
ここでは、上記画像の赤点線の岩陰を重点的に狙っていきます!
まず、リグを岩陰の奥の奥に送り込むには、普通にキャストしただけではムリです。
多少、上流側の離れた位置にキャストし、ラインスラッグと水の流れを利用しつつ“ドリフト”させながら岩陰の奥に送り込んでいきます。
これは、正直かなり難しいです。。。
しかも、完璧なコースを辿らないと岩陰の奥に到達しません、、、なので、キャストの位置が多少ずれた場合は、速攻で回収して、何度も完璧な位置に決まるまでキャストをくりかえすことが大切です。
そんなんで、冬は釣果を出すことは厳しいですが、自身のキャスティング精度はめちゃくちゃ上がるんですよ♪
そして、上記で述べたことを辛抱強く繰り返していると、、、
バイト!
しかし、残念、、、フッキングきまらず、、、
小さなバイトでしたのでバス以外の魚かもしれませんね、、、
ただ、確実に魚がいます!
この後、しばらく粘りましたがノーバイト、、、
ポイント移動します!
多少水深のある場所へ来ました。
到着早々、1匹のバスをサイトで確認できました。
ただ、毎冬こういったバスには、“無慈悲”なまでに冷たくあしらわれています、、、
アングラーとしては「釣ってやる!」と、気持ち高ぶりますが、相手にしないほうが賢明なのかなと・・・。
なので、見えバスはシカトして、最近の釣行では、ファイナルウェポン的な「自作ラバジ×ケイテック フレックスチャンク」の登場!
これも、ボトムの岩陰の隙間へスタック覚悟で、ガン!ガン!ブチ込んでいきます!
すると!?
「おぉ!いいところ入った♪」
集中してアクションさせると、、、
バイト!!
しかし、テンパッテまたしてもスッポ抜け...orz
ただ、先程と違い攻撃的なバイト!さすが!フレックスチャンク♪
「冬は、バイトだけでも感動物なんですよ!」
しかし、感動もつかの間・・・
2度のバイトを物にできないポンコツアングラーは、ツキに見放されてしまいました・・・
ノーバイト、、、
ノーバイト、、、
他にも、 彼方此方、移動しましたが、ノーバイト・・・
移動の合間に紅葉を眺めて気持ちを落ち着かせます、、、
「ふぅ~~、、、」
時刻は、午後16時を過ぎ辺りは薄暗くなってきてしまいました。。。
ダメもとで最初のバイトがあった場所へ戻り、最後の望みをかることにします!
ダメならまた挑戦あるのみです!
リグは、同じく「デプス デスアダー3」です!
狙う箇所も同じで、ドリフトさせて岩陰の奥に入れてあげます!
コースは、赤点線上の岩下を通していく感じですね。
派手なアクションは必要ありません。下手にアクションさせてラインを引っ張ってしまうと岩下に入り込んだリグが出てきてしまいます。
時折、ラインスラッグをかるく叩いて、1ミリ間隔で動くぐらいがベストです!
頭でイメージするスピードは“アリ”です!
そして、ついにその時がやってきました!!
35cmぐらいですかね♪
「やりました!12月初釣果!」
「この感動を味わいたくて冬になっても釣行しつづけるんですよ!」
この先、1月、2月と状況は一段と厳しくなりますが、“バスアングラー”として挑戦しつづけます!
今後、また何か変化がありましたら、ご報告させていただきたいと思います。
「See you~♪」
【まとめ】
川スモールに魅了されてからオフシーズンも釣行しはじめるようになり、早3年経ちました。。。
正直、冬は本当に厳しいです、、、挑戦しつづけたからとて何の結果も出せずスランプに陥ることも多々あります。
ただ、釣果が出せなくても釣行しつづけることで、キャスティング精度や、ボトム形状を感知する感覚などが研ぎ澄まされ、繊細なアプローチも容易にこなせるようになり、来シーズンの釣果が格段に上がります!
自分もそうですが、仮に1ヵ月釣行しないだけで、腕はかなり鈍ります、、、キャストしても狙ったところに飛んでいかなかったり、ボトム感知ができなくなって頭でボトムをイメージできなくなってしまうんですね。。。
こうなってしまうと、感覚を取り戻すのに時間が掛かってしまい、貴重なバイトチャンスを逃してしまうんです。
そんな訳で、アングラーの皆さん、家でスマホいじってるより釣行したほうがおもしろいですよ~~♪
・デプス デスアダー3
・カラー:スカッパノン
・リグ:ネコリグ
・フック:ノガレス ワッキーマスターライト #2
・シンカー:G-SEVEN タングステン スクリューシンカー ストレート(1.3g)
・ワームプロテクトチューブ:G-SEVEN(5mm)
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