私が在住する埼玉県には、数多くの野池があり昔は数多くのアングラーでごった返していました。
ですが・・・
近年は、“釣り禁止”の場所が多くなってしまい、バス釣りも簡単にはできなくなってしまいました。以前、釣りができた場所も年々、釣り禁止の看板が立てられていき、現在に至っては大部分が釣禁となっています。
釣禁となった原因は、私たちアングラーです。。。
迷惑駐車、ゴミのポイ捨てなど、マナーの悪さが原因です。
釣禁となってしまったら、二度と立ち入ることができません。
数少ないフィールドで末永くバス釣りを楽しめるよう、私たち一人一人がマナーを守り、楽しいフィッシングライフを送っていきましょう!
本日(3月14日)は、3月としては暖かく、天気予報の「20度まで上昇するでしょう」との嬉しい情報に、川の水温が少しでも上昇することを期待して某河川へ釣行に行ってきました。
しかし。。。
ポイントに着いた午前11時の時点で水温8.7℃と、まだ一桁。。。
人間が感じる太陽の日差しは暖かくても、水はまだまだ冷たいですね。。。
ただ、真冬の2月からすれば、全然マシです!
2月の川の水温は、日向でも2℃台で、日陰の浅場では氷が張ってましたからね。
ですが、そんなタフな状況でも、魚のバイトがありました。(コイかもしれませんが…)
しかし、ラインブレイクで見事にバラしてしまいました。。。
という訳で、本日は、前回バラしたポイントにターゲットを定め、バスを捕獲しに参ります!
【使用タックル】
・ベイトフィネス
ロッド:メジャークラフト MS-XLimited MLC-65UL/BF
リール:ダイワ SS air 8.1
・スピニング
ロッド:メジャークラフト MS-X MXS-64UL
リール:ダイワ 13イージス 2004
はじめは、自身の冬の釣りでは定番になっている、ケイテック「スイングインパクト2」を、ネコリグで撃って行きます。
川は全体的に浅場が多いため、冬季のスモールは、流れが弱く、多少なりとも水深があり、大きな石が点在している場所に移動しています。
そのため、目標のポイントまで足早に“ランガン”して、移動していきます。
それにしても、この時期としては水がクリアです。。。
一週間ほど前に大雨が降った影響で、岩についたコケや、底にたまっていた枯れ葉が流されて、一掃されています。
ただでさえ厳しい時期なのに、難度がさらに上がってしまっています。。。
すると!?
“ひなたぼっこ”している、1匹のバスを発見!!
タックルをスピニングに変更し、リグを「中華製 激安ワーム」に変更!
このワーム、アマゾンで「50本/98円」です!!
冬のスモール攻略のため購入してみました。
使用感としては、“ダウンショット”での使用を考えていましたが、素材が硬いため全くアクションしません。。。
そこで、0.45gのネイルシンカーを挿入しネコリグで使用したところ、イケそうな感じだったので、実戦投入です。
岩陰からキャストし、多少、ルアーとバスの距離を開け、ミミズが近づく感じでアクションさせます。
しかし・・・
バスの視界に入った時、少なからず興味は示しましたが、「プイッ!」と、行ってしまいました。。。
そして、最終目標地点に到着。
このポイントは水深が多少あり、岸沿いの岩下に隙間が多くあるため、バスの隠れがになっているんです!
そのため、人間の足音が岩を通じてバスにバレてしまうため、忍び足で移動します。
そして、前回このポイントでバイトがありました。
しかも、ラインブレイクでバラしてるので、集中して挑みます!
まずは、先程と同じくケイテック「スイングインパクト2」を、ネコリグで岩の隙間をピンポイント爆撃!
しかし・・・
15分ほど爆撃を繰り返すも、無情のノーバイト。。。
ならば、仕方ありません。
中華製ワームの出番です!
いざ、入魂キャスト!
先に説明したネコリグでボトムをズル引きし、時折、細かなトゥイッチを入れます。
すると!?
岩の隙間から良型のバス2匹が、出てきました。!?
2匹とも30センチぐらいの距離を開けて、ガン見しています!
ステイさせるべきか、アクションさせるべきか究極の選択が問われます。
意を決して、軽くトゥイッチ!
すると!
1匹のバスが飛びつき「パクリッ!!」
「食ったーーーっ!!!!」
しかも、デカイほうが!
めちゃくちゃ走ります!
前回、スピニングの4ポンドで、一瞬でラインブレイクしたたため、ラインは新品に交換してきましたが、不安です。。。
案の定、岩下に潜られてしまいました。。。
しかも、岩でラインが擦れて、最悪の状況です。。。
厳しいコンディションの中、バイトに至ったにも関わらず、バラした日には、精神的ダメージは計り知れないでしょう・・・。
しばらく、岩下に潜られていましたが、何とか引き出すことができました。
後は、慎重にランディングしなければなりません。
そして、慎重に寄せて、ランディング成功!
ライン、ボロボロでした。
ライン新品に交換していなかったら、間違いなくラインブレイクで、精神崩壊していましたね。。。
今期初バスは、46.5cmのスモール!!
この時期の“1匹”は、シーズン中の“何十匹”よりも、嬉しいです!(笑)
しかも、水質がクリアであったため、バスがバイトに至るまで、自身との“駆け引き”が全て確認できたため、とてもいい勉強になりました。
【まとめ】
今回、水温が8.7度で、尚且つ、水質が非常にクリアで、厳しいコンディションの中、自分が狙いを定めたポイントでバスをキャッチできたことで、シーズン中ではなかなか学ぶことのできない“内容の濃い勉強”ができました。
さらに、バイトしたワームが“中華製の安物ワーム”であったことも非常に大きなポイントです。
釣れない時は、“国産の高額ルアー”ばかりに頼るでのはなく、自身がこのルアーは釣れると思ったら、アイデアを駆使し使い続けることが大切だと改めて実感しました。
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